ITに関する資格を取得したい方で、基本情報技術者試験の受験を検討している方は多いのではないでしょうか。
基本情報技術者は、IT・情報系の資格のうち最も基本的な資格と言えるので、初めてIT関連の資格を取りたいと思っている方にはおすすめの資格です。
IPA(情報処理推進機構)によると、基本情報技術者は『高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者』とされています。合格すれば、会社によっては資格手当がもらえたり、転職・就職に有利になる場合もあります。
本記事では、基本情報技術者の試験対策を行いたい方に向けて、おすすめの参考書をランキング形式でご紹介します。評価の高い参考書で学習を進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
コンテンツ
基本情報技術者の午前試験対策の参考書ランキング
基本情報技術者の午前試験は、試験時間は150時間で出題数は80問、四肢択一の形式です。
午前試験対策におすすめの参考書を、ランキング形式で5位までご紹介します。ランキングは下記の通りです。
- イメージ&クレバー栢木先生の基本情報技術者教室【暗記にオススメの基本の一冊】
- キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者【初学者にオススメ】
- 基本情報技術者 合格教本【高い網羅性】
- かんたん合格 基本情報技術者教科書【丁寧な用語解説】
- 徹底攻略 基本情報技術者教科書【PDF閲覧でいつでも勉強できる】
それぞれの参考書についてご紹介していきます。また、それぞれの参考書が購入できるURLも記載しますので、気になる参考書があればぜひ詳細を確認してみてください。
1位:イメージ&クレバー栢木先生の基本情報技術者教室【暗記にオススメの基本の一冊】
『イメージ&クレバー栢木先生の基本情報技術者教室』は、参考書兼問題集としても使えるテキストです。
イラストや図解を駆使した解説に加えて、関連した本試験問題も解けるようになっている、オールインワンタイプとなっています。インプットとアウトプットがこまめにできるので、暗記がしやすいテキストです。
暗記しやすく基本的な参考書を探している方、効率よく学習ができる参考書を探している方にはおすすめの一冊です。
【イメージ&クレバー栢木先生の基本情報技術者教室】(ページ数:528ページ 価格:1,848円)
2位:キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者【初学者にオススメ】
すべての解説をイラストベースで行っているため、解説が非常にわかりやすくなっています。
基本情報技術者の試験対策にとって大切な「仕組みや内容を理解しながら、試験の用語や問題、計算に慣れること」ができる書籍となっています。さらに過去問から抜粋された練習問題と解説も収録されています。
初学者の方や、イラストベースのテキストで視覚的に学習を進めたい方にはおすすめの参考書です。
【キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者】(ページ数:736ページ 価格:2,310円)
3位:基本情報技術者 合格教本【高い網羅性】
基本情報技術者試験の最新試験範囲を圧倒的に網羅した内容で、試験範囲を体系的にしっかりと理解できる一冊です。
図解を豊富に使ったわかりやすい解説で、過去問からの例題や出題分析も確認できます。さらに章末問題でしっかりと知識を定着させて理解を深めることができます。
読者特典として、スマホやPCから利用できる「問題演習Webアプリ」で20回分の過去問題を入手することができます。アプリでは間違えた問題のみや類似問題の出題が可能となっており、自己採点機能もついています。
一冊で全て網羅できるテキストを使いたい、過去問の量をこなしたい方にはおすすめです。
【基本情報技術者 合格教本】(ページ数:576ページ 価格:1,848円)
4位:かんたん合格 基本情報技術者教科書【丁寧な用語解説】
『かんたん合格 基本情報技術者教科書』は、初学者の方でも安心な、用語解説が非常に丁寧な参考書です。ITにあまりなじみの無い方でも「知っている言葉」で解説されています。
合格レベルの知識を身に付けるのに最低限の項目に絞って解説されており、どこがどのように出題されるのかが一目でわかるようになっています。
用語解説が充実している、最小限の内容が効率よく学べる点がメリットのテキストです。
【かんたん合格 基本情報技術者教科書】(ページ数:480ページ 価格:2,738円)
5位:徹底攻略 基本情報技術者教科書【PDF閲覧でいつでも勉強できる】
『徹底攻略 基本情報技術者教科書』の一番の特徴は、テキストの全ページのPDFデータを入手できることです。スマホからいつでもどこでも学習を進めることが可能です。
内容は、ベテラン講師による丁寧で詳しい解説とわかりやすい重要度設定が特徴で、試験直前の見直しにまで使えるテキストです。
テキストは持ち歩きたくないが、スキマ時間や出先でも学習を進めたい方にはおすすめです。
【徹底攻略 基本情報技術者教科書】(ページ数:640ページ 価格:1,738円)
基本情報技術者の午後試験対策の参考書ランキング
基本情報技術者の午後試験は、試験時間は150時間で、出題数は11問から必須問題を含む5問を選択して回答します。問題文が長文なため、読解力も必要になる試験です。
午後試験対策におすすめの参考書を、ランキング形式で3位までご紹介します。ランキングは下記の通りです。
1位:情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[午後]【短時間で学習可能】
このテキストは、とにかく短時間で試験に『出るとこ』だけを集中して学習することができるテキストです。
厳選された16のテーマについて、必要な知識、解き方、過去問が丁寧に解説されています。特に『解き方』についてこだわった解説がされているため、過去問の網羅をせずとも、新しい問題に対応する力をつけることができる工夫がされています。
学習時間がなかなか取れない方や、要点を絞って学習したい方、直前対策をしたい方におすすめです。
【情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[午後]】(ページ数:368ページ 価格:1,980円)
2位:うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]【動画解説付き】
『うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]』は、午後試験対策として理解必須なアルゴリズム分野について対話形式で優しく解説されているテキストです。
過去問12年分の動画解説も見ることができるので、やさしく視覚的にも勉強が進められます。
【うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]】(ページ数:408ページ 価格:1,980円)
3位:徹底攻略 基本情報技術者の午後対策 Python編【徹底したpython対策】
このテキストはPythonを通じてコンピュータの基礎理論やアルゴリズムも合わせて学習できるよう構成されています。
過去のプログラミング問題の出題傾向や、発表されているシラバスやサンプル問題などを徹底分析して作成されたオリジナル予想問題が5パターン収録されており、力試しや総仕上げに利用できます。
Python対策を徹底的に行いたい方、予想問題で力試しをしたい方にはおすすめのテキストです。
【徹底攻略 基本情報技術者の午後対策 Python編】(ページ数:392ページ 価格:2,530円)
基本情報技術者の問題集
おすすめの参考書を紹介してきましたので、続いてはおすすめの問題集を簡単な特徴とともにご紹介します。
基本情報技術者の試験対策用おすすめの問題集は下記の通りです。
- 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集【定番の過去問題集】
- かんたん合格 基本情報技術者過去問題集【予想問題を収録】
- 基本情報技術者 試験によくでる問題集「午後」【テーマ別の午後問題集】
それぞれ詳細にご紹介していきます。
基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集【定番の過去問題集】
全21回分の演習ができる、定番の過去問題集です。
紙面では過去問3回分と、傾向分析をもとに問題を厳選して作成した「令和4年度上期対策問題」が収録されており、それ以外の過去問と模擬試験2回分の問題・解説はダウンロードにて入手可能です。
とにかく過去問を解き、量をこなしたい方にはおすすめの問題集です。
【基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集】(ページ数:616ページ 価格:1,628円)
かんたん合格 基本情報技術者過去問題集【予想問題を収録】
この問題集では、過去問題2回分に加え、出題が予想される過去問題を集めて再構成した予想問題が2回分収録されています。
また、午前試験対策と午後試験対策どちらもできるようになっており、午前問題には出題率が記載されているので、過去にどれだけ出題があった問題なのかを確認することができます。
【かんたん合格 基本情報技術者過去問題集】(ページ数:552ページ 価格:1,628円)
基本情報技術者 試験によくでる問題集「午後」【テーマ別の午後問題集】
『基本情報技術者 試験によくでる問題集「午後」』は、テーマ別頻頻出問題集となっており、苦手な分野を集中的に対策することができます。
ひとつひとつ苦手分野をつぶしながら学習を進めたい方におすすめのテキストです。
【基本情報技術者 試験によくでる問題集「午後」】(ページ数:432ページ 価格:2,068円)
基本情報技術者の試験形式は?
IPAが公開する、基本情報技術者試験の概要は下記の通りです。
- 午前試験:試験時間は150時間で、出題数は80問、四肢択一形式
- 午後試験:試験時間は150時間で、出題数は11問から必須問題を含む5問を選択して回答
試験対策方法は、IT知識がどの程度あるのかによっても変わってきます。おすすめの勉強方法を次から確認していきましょう。
どのような勉強方法がオススメ?レベル別に解説!
おすすめの勉強方法をレベル別に解説します。
IT知識がある程度ある方は、参考書と問題集それぞれ1冊ずつで学習を進めていけるでしょう。
IT知識がない初学者の方は、まずやさしめの参考書を1冊手に入れることをおすすめします。
それぞれ詳しく解説していきます。
【IT知識がある程度ある人】参考書1冊+問題集1冊で進める
IT知識がある程度ある方は、参考書と問題集それぞれ1冊ずつ入手し、ざっと参考書を確認して勉強が必要な分野を確認しましょう。
まだ知らない知識を参考書で確認しながら、問題集もどんどん解いてインプットとアウトプットを繰り返し、学習を進めていきましょう。
【IT知識がない人】まずは易しめの参考書1冊を購入する
これまでIT関連について触れてこなかった初学者の方は、網羅的な参考書よりも丁寧な解説が特徴のやさしめの参考書を1冊入手しましょう。
参考書を読み込み、ある程度知識を吸収してから問題を少しずつ解き、インプット中心に学習を進めていくのが良いでしょう。
独学が厳しそうであれば、予備校の活用も検討する
基本情報技術者試験に独学で挑むのが難しそう、一発合格できるかどうか不安、忙しくて十分な学習時間が取れないという方には、予備校の利用がおすすめです。
基本情報技術者試験に対策におすすめの予備校は『フォーサイト』で、eラーニングやオンライン授業を利用して効率よく学習を進めることができます。
経験豊かな講師によるノウハウが詰め込まれたカリキュラムで、初学者の方でも安心して合格を目指せます。
気になる方はぜひ下記URLから詳細を確認してみてください。
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書店で試し読みをして自分のレベルに合ったテキストを購入しよう
本記事では、下記の内容をご紹介しました。
- 基本情報技術者試験の午前試験対策におすすめの参考書1位~5位
- 基本情報技術者試験の午後試験対策におすすめの参考書1位~3位
- 基本情報技術者試験対策におすすめの問題集3選
- 基本情報技術者試験の概要 午前試験と午後試験では内容が大きく異なる
- IT知識がある方は参考書と問題集を1冊ずつ用意して勉強していくのがおすすめ
- IT初学者の方はまずやさしめの参考書1冊を読み込むところから始めるのがおすすめ
- 独学が不安な方や忙しい方は予備校のt利用がおすすめ
たくさんの参考書や問題集をご紹介しましたが、その中からいくつか気になる書籍を選定し、実際に書店に足を運んで手に取って内容を確認することをおすすめします。
自分に合ったテキストを入手し、基本情報技術者試験の合格を目指してください!
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